建築工法

RC(コンクリート)住宅は本当に夏は暑い、冬は寒いのか。そう言われる理由と対策とマンションに10年住んだ感想。

投稿日:2018年10月9日 更新日:

RC(コンクリート)住宅は本当に夏は暑くて冬は寒いのか。そう言われる理由と対策とマンションに10年住んだ感想。

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コンクリートの家のデメリットとしてよくあげられるのが、夏は暑くて冬は寒いという断熱性について。私もよく耳にしますし、RCで家を建てようとしている今、不安に感じています。なので調べてみたんです。

結論から言えば、コンクリート住宅が夏は暑くて冬は寒いのは断熱材を使用せずに、打ちっ放しコンクリートで建築していた昔のことだとか。今は断熱材をきちんと使用すれば快適な住居が作れるそうです。

私は現在は、コンクリートのマンションに住んで10年になりますが、その前は木造の一軒家に25年住んでいました。一軒家ではないけどコンクリートの住居と木造住宅の両方に暮らした感想と、コンクリートの断熱について、この記事では書いています。

最後まで読んで頂ければ、コンクリートの家って夏は暑そうだし、冬は寒そう!という考えが変わると思います

こんな方におすすめ

  • RC(コンクリート)住宅は暑い寒いと思っている
  • RC(コンクリート)住宅を建てたいけど断熱性が気になっている

なぜコンクリート住宅は夏は暑い、冬は寒いと言われているのか

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コンクリートの家、と聞いて思い浮かぶのは灰色に丸いポチポチ模様の打ちっ放しの外観ではないですか?街でもたまに見かけます。外観ではなく、室内の壁が打ちっ放しの場合もありますね。

打ちっ放しとは、コンクリートを打ってそのまま、ということですが、外側も室内も打ちっ放しのまま、というのは今はほとんどありません。ですが昔はどちらも打ちっ放しの家があったそうです。

コンクリートに触れたらわかるように、コンクリートって夏はかなり暑くなるし、冬はひんやり冷たくなり、外気の影響を思いっきり受けてしまいます。

昔は見た目のかっこよさを選んで、断熱材を使わないコンクリートの家があり、夏は暑くて冬は寒いと言われるようになったそうです。

断熱材を使わない家なんて今では信じられないけど、昔の日本の木造住宅も断熱材なんて使っていません。だから昔の木造住宅もかなり寒いですよね!

コンクリート住宅の外断熱

現在では、コンクリート住宅では外断熱という工法がよく採用されています。家の外側を断熱材で覆うのです。

家の内側に断熱材を使う内断熱という工法もありますが、外断熱の方がコンクリートのもちもよくなるし、夏は外の暑い空気を室内に入れないので涼しく、冬は室内の暖かい空気を外に出さないので暖かい家を実現できるそうです。

外断熱は、室内の熱をコンクリートに蓄積するため、コンクリートの温度が室内温度に近くなります。だから、夏は涼しく冬は暖かくなるのですね。

なぜコンクリートの持ちが良くなるのかと言うと、雨や直射日光にさらされると、表面にヒビが入り、コンクリートが弱くなってしまうのですが、外断熱を外側に付けて、さらにその外側をタイルなどで覆うので、表面からの劣化を防げます。

外断熱の方が内断熱よりもコストはかかるけど、光熱費は外断熱の方が安くすむし、メンテナンスもしやすくなります。

十数年前は断熱材についてはそこまで意識されていなかったようで、古いコンクリート住宅は断熱材が使われてない家が多くあるそう。そんな家に住んでいたら、そりゃ夏は暑くて冬はかなり寒いと思います。

断熱の方法は何種類もあり、木造、S造、RC造問わず各ハウスメーカーでも違いがありますので、建てる際には比較検討が必要です。

コンクリートマンションに住んだ感想 マンションは暑い!

コンクリートマンションに住んだ感想 マンションは暑い!

私は産まれてから24歳まで木造住宅に住んでいましたが、冬に洗面所に行くのがとーっても辛かったんです。朝起きて布団から出るときも辛かった…でも24歳で結婚して、初めてコンクリートのマンションに引っ越したとき、真冬の暖かさに驚きました!

暖房をつけないと寒いことは寒いけど、暖房はリビングしかつけていないのに、お風呂場やトイレも暖かい!朝の布団から出るつらさも、木造住宅よりは楽です。そしてマンション暮らしに慣れてからお正月に帰省すると、家の中が寒くてびっくりします

ただ夏は今のマンションは暑いです。これは風通りが悪いせいもあると思います。コの字型の建物なうえに、マンションだから窓も少なくて、窓を開けても風が入ってきません

実家の木造住宅は、夏は一階は涼しくて快適だと感じます。二階は昼間はやはり暑くてクーラーが必須ですが、夕方を過ぎればクーラーを消しても大丈夫です。家の四方に窓があるので、窓を開けると風がピューピュー通るのです。

立地や陽が当たる時間にもよると思いますが、一軒家なら風通しを意識した窓の位置が重要だと思います。

最近の猛暑の日は、木造だろうと風通しが良かろうとクーラーを付けないと危ないですね。

RC(コンクリート)住宅は暑いし寒いからやめた方がいい?

RC(コンクリート)住宅は暑いし寒いからやめた方がいい?

新築を建てると決めて、身近な人に話す機会が増えてきた時、「RC(コンクリート)住宅は暑いし寒いからやめた方がいい」なんて言われたことが何回かありました。

日本の気候には木造住宅の方が快適だ、と言われたのです。

確かにそうなのかもしれないけど...でも日本中でマンション暮らしをしている人ってたくさんいるよね?みんなコンクリート住宅に住んでるってことよね?

そう考えると、「RC(コンクリート)住宅は暑いし寒いからやめた方がいい」っていうのはちょっとナンセンスなのでは...と思ったのでした。

日本といっても北から南まであるので、家を建てる場所にもよるのかもしれませんが、少なくとも関東ではあまり関係ないかな、という結論に私は至りました。

実際に引っ越して、夏を過ごしてみたら、リアルな感想をこちらに書いていきたいと思います!

結論、コンクリート住宅は暑くて寒いのか

●たしかに昔に流行った、外も中も打ちっ放しのコンクリート住宅は、夏は暑くて冬は寒かったけど、今は断熱材を使用しているのでむしろ夏は涼しく冬は暖かい家が作れる

断熱材のおかげで、室内温度も快適になるし、コンクリートの劣化も防げるようになった。

コンクリートの家は暑くて寒いなんて嫌だなぁ、と不安に思っていたけど、今はそんなことがないことがわかって安心しました!

コンクリート住宅に限らず、木造住宅でも断熱材の使い方次第で室内の快適さは変わると思うので、家を建てるときは断熱材については要チェック項目ですね。






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