不動産屋は駅前などにはいくつもあり、スーモやアットホームなど、テレビCMでもお馴染みの会社がたくさんあります。
たくさんありすぎて、いったいどこに土地探しを頼んだらいいのか、迷います。我が家もよくわからなかったので、注文住宅を建てるために、ハウスメーカー巡りをしているうちにハウスメーカーの営業マンに紹介してもらった不動産屋に土地探しを依頼していました。
最初はその不動産屋はとても印象が良く、土地のことも詳しく教えてくれるので良い人だと思い、継続してお願いしていました。
なのに!土地探しが半年を過ぎた頃、突然態度が豹変!とても大変でした…
このページでは、そんな豹変した不動産屋のことと、その出来事を踏まえてわかった、良い不動産屋の見分け方を書いています。
Contents
最初は真面目で積極的な人だった
先ほども書きましたが、私たちが頼んでいた不動産屋のAさんは、本当に印象が良くて、土地探しについて全く知識のない私たちに、いろんなことを教えてくれました。
土地もたくさん紹介してくれて、毎週必ず連絡をくれるので安心できました。
私たちの欲しい土地の条件をお伝えして、探すこと半年以上。情報自体はたくさん送ってもらったけど、実際に「ここ良さそう!」と思えて現地まで見に行ったのは5件だけでした。
その5件は、書類上で見るスペックはどれも良かったものばかり。でも実際に行って見ると、川が近かったり、急すぎる坂の上にあったり、なんとなく周りの雰囲気が好きになれなかったりして、購入には至りませんでした。
そもそも希望条件が厳しかった
半年も探して5件しか見に行かなかったのは、そもそも私が欲しがっている土地の条件が一般的ではないからです。
都内で子供2人の4人家族なら、3LDKで延べ床30坪くらいの家を建てる方が多いそう。でも我が家は、延べ床40坪の4LDKが希望です。しかも駅近。
地方ならそんな条件はゴロゴロあると思いますが、私が探している都内の地域ではあまりない土地なのです。
だからなかなかぴったりの土地が見つからなくて、時間はかかってしまっていました。
不動産屋が豹変したとき
土地探しが長引いてしまい、半年が過ぎた頃。やっとやっとひとつだけ欲しいと思える土地が見つかりました!
ですがその土地が、予算よりも少しオーバーしていたので、Aさんに「指値は入りますか?」とメールで相談したときでした。
それまで温厚なイメージのAさんが、長ーいメールを送ってくるようになりました。その内容は「指値について勘違いしてる。今のままでは探す土地の条件が曖昧過ぎて見つかるわけない。3月までに決めるつもりはないのか?」というものでした。※この時点で1月でした。
指値については、確かに私は無知でしたので勘違いがあったかもしれません。でも探し土地の条件は曖昧なつもりはありませんでした。また購入時期は、早く見つかれば嬉しいけど、3月までに決めるなんて一度も話していません。
メールではかなり怒られてる感じだったので、どうしようか迷ったけど、一旦は低姿勢に返事をしてみました。
改めて条件を整理して伝えて、今までの感謝と、土地探しが長引いて申し訳ない。また、3月までに決めるつもりは特にありませんが、早く見つかる分には嬉しいです。と。
で、その時はAさんも、「言い過ぎてすみませんでした。もう少し頑張りましょう。」と言ってくれました。
その後、少し予算オーバーだけど悩んでいた土地を購入しようと決め、Aさんに連絡。が、そのときはすでに売れてしまった後でした。
こちらの話を全く聞いてない?
買うと決めた土地が売れてしまい、私たち夫婦はがっかり…でも引き続き頑張って探そう!と気持ちを新たに、すぐ探し始めました。
自分でもスーモを見て良さそうな土地を探しました。でも素人なので、スペックだけ見てもイマイチ分からないことが多い。だからAさんに、「この土地はどうでしょうか?」と確認してもらうために、何件か物件情報をおくりました。
そしたら!またキレられました。
「本当に買う気はあるんですか?結局買う気なんてないんでしょ?また条件もコロコロ変えるんでしょ?3月に間に合わないよ?」と。
いやいや、本当に買う気だから、先日も買う!と決めたのに間に合わなかっただけだし、条件は変わっていないし、3月までに買うなんて言ってない!
そうです、Aさんって、全然こちらの話を聞いていないんです。メールでやりとりしてるので、全部証拠が残っていますが、こちらの送った内容を全く読んでいないかのようでした。
その時点で私は頭にきて、即お断りすることに決めました。そしてその後、すぐに別の不動産屋に相談に行き、土地探しを再開しました。
なぜ不動産屋は豹変したのか?
後から考えても、Aさんがなぜ突然怒ったのかよくわかりません。でも夫婦で考えてみた結果、出てきた答えは、3月の年度末までに決めさせたかった。ということです。
不動産の仕事は特殊なもので、手間の割には売り上げが少ないものだと思います。ネットで調べてみると、不動産屋の態度に怒っている方はたくさんいるようで、トラブルも多いのだとか。
Aさんは、半年くらいで私たちが購入まで進むと思っていたのかもしれません。でも土地はかなり出会いや縁が大切なもので、一年以上かけて探す人はザラだと思います。
3月で会社の多くは年度末を迎え、売り上げに応じて4月からの給料が決まります。そのため3月は、ハウスメーカーなどもなるべくたくさん売りたいために、値下げサービスなどをしてくれることも多いと聞きました。
憶測ですが、もしかしたらAさんもそういうことがあって、3月までに決めて欲しいがために、急に怒って急かすようになったのかな?と思っています。
良い不動産屋とは
この一件を踏まえて、私が学んだ不動産屋を選ぶときに一番大切なポイントは、こちらの話をきちんと聞いてくれること!
買うのは私たち。一生住むかもしれない土地を、大金叩いて買うのです。それは悩むのは当たり前だし、時間がかかるのも当たり前です。なるべく条件に合う土地を買いたいと思うのが、普通だと思います。
そしてネットで調べたところ、絶対にダメな不動産屋の特徴は、客を急かす人だそう…。
まさしく豹変後のAさんですね。
最後に
これから土地探しをしようとしてる方の参考になればいいな、と思いこの一件を書きました。本当はもっと多くのメールのやり取りがあって、ここには買いていない不快なことも言われました。
私より先に土地を買った友達に相談したら、違う不動産屋ですが、友達も最後は仲が悪くなったそうです。やっぱり商売の性質上、トラブルが多いのでしょうね。
不動産屋は何件か当たって、同時並行で決める方も多いので、1人に絞らない方がトラブルを回避できる場合もあるかもしれませんね。